代り目(読み)カワリメ

デジタル大辞泉 「代り目」の意味・読み・例文・類語

かわり‐め〔かはり‐〕【代(わ)り目】

次のものと交替して新しく始まる時。「任期代わり目」→変わり目

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改訂新版 世界大百科事典 「代り目」の意味・わかりやすい解説

代り目 (かわりめ)

落語原話は《福三笑(ふくさんしよう)》(1812・文化9)所収の〈枇杷葉湯(びわようとう)〉。酔って帰った男が寝酒を飲みたがるので,女房は,さかなに屋台おでんを買いに行く。亭主は通りかかったうどん屋に酒の燗をつけさせ,なにも食わずに追い帰す。女房がこれを聞き,気の毒がってうどん屋を呼ぶ。通行人がうどん屋に教えると,あそこへはゆけないという。〈どうして〉〈いま行ったら,銚子の代り目時分ですから〉。
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デジタル大辞泉プラス 「代り目」の解説

代り目

古典落語演目ひとつ。「銚子の代り目」とも。七代目雷門助六が得意とした。オチは考えオチ。主な登場人物は、酔っ払い。

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