仰視(読み)ギョウシ

デジタル大辞泉 「仰視」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐し〔ギヤウ‐〕【仰視】

[名](スル)あおぎ見ること。
「像高さ十数丈、―すれば」〈雪嶺真善美日本人
[類語]仰望仰ぎ見る仰ぐ振り仰ぐ見上げる

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精選版 日本国語大辞典 「仰視」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐しギャウ‥【仰視】

  1. 〘 名詞 〙 あおぎみること。げいし。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「像高さ十数丈、仰視すれば宛として金銅の大丘に異らざりし」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉日本人の任務)
    2. [その他の文献]〔史記‐孔子世家〕

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普及版 字通 「仰視」の読み・字形・画数・意味

【仰視】ぎよう(ぎやう)し

仰ぎみる。〔史記秦伝〕秦、從の長と爲り、~乃ち行(みち)陽を(よぎ)る。~秦の昆弟妻、目を側(そばだ)てて、敢て仰せず、俯伏して侍してを取らしむ。

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