仰望(読み)ギョウボウ

精選版 日本国語大辞典 「仰望」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐ぼうギャウバウ【仰望】

  1. 〘 名詞 〙 仰ぎ望むこと。期待すること。また、尊び慕うこと。あがめること。天を仰ぐこと。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「蒼天を仰望し、行雲変幻の状態、天色明暗の増減を熟観せり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉六)
    2. [その他の文献]〔史記‐封禅書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「仰望」の読み・字形・画数・意味

【仰望】ぎようぼう(ぎやうばう)

仰ぎみる。尊敬する。〔孟子、離婁下〕妻~曰く、良人なるは、仰して身をのものなり。今此(かく)の(ごと)しと。~中に相ひ泣く。

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