任意後見契約(読み)ニンイコウケンケイヤク

デジタル大辞泉 「任意後見契約」の意味・読み・例文・類語

にんいこうけん‐けいやく【任意後見契約】

将来認知症知的障害精神障害などの精神上の障害によって判断能力が不十分な状態になった場合に備えて、あらかじめ自分が選んだ代理人任意後見人)に、自己の生活、療養看護や財産の管理に関する事務について代理権を付与する契約公証人が作成する公正証書で締結し、法務局登記する。家庭裁判所任意後見人を選任した時から効力を生じる。→成年後見制度

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android