伊作(読み)いざく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「伊作」の意味・わかりやすい解説

伊作
いざく

鹿児島県西部薩摩半島の西部に位置する日置市吹上町の中心地区。永仁 (1293~99) の頃,島津氏 3代久経の次子久長が伊作庄地頭職となり,ここに亀丸城を築き,伊作島津家を興した。その後伊作家 10代忠良 (→島津日新斎 ) の長子島津貴久が島津本家を継いで藩主となり,伊作はその直轄地として栄えた。付近には吹上浜薩摩湖吹上温泉 (伊作温泉) などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む