伊勢地村
いせじむら
[現在地名]青山町伊勢路
北山村の南に位置し、東西に長い。集落は西部にあり、東部は山地。村内の中央を西流する伊勢地川(海道川ともいう。現青山川)に沿って阿保越参宮道が通り、青山峠で伊勢国に続く。津藩領。本高三二七・五五石、平高五二八・五二石、うち一〇〇石は給地にあてられている。寛延(一七四八―五一)頃の戸数八四、人口三一六、馬二、牛二一。神社は愛宕、寺は善福寺・石仏薬師がある(宗国史)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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