伊弉諾の尊(読み)いざなぎのみこと

精選版 日本国語大辞典 「伊弉諾の尊」の意味・読み・例文・類語

いざなぎ‐の‐みこと【伊邪那岐命・伊弉諾尊】

  1. ( 古くは「いざなきのみこと」か ) 記紀などに見える神。国生みを行なった男神。神代七代の最後の神。「古事記」によれば、天神の命で、伊邪那美命とともに大八洲(おおやしま)の国をはじめ、山川草木万物を司る神々を生み、最後に天照大神月読命(つくよみのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)を生んで、治めさせる国々を定めた。「日本書紀」では天神の命はなく、国生み・神生みは二神意志による。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 シマ

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android