伊木力遺跡(読み)いきりきいせき

日本歴史地名大系 「伊木力遺跡」の解説

伊木力遺跡
いきりきいせき

[現在地名]多良見町舟津郷

伊木力川が形成した沖積平野にある縄文時代から中世にわたる遺跡。昭和六〇年(一九八五)に発掘調査。縄文時代前期の轟式土器を最古とし、約五千二〇〇年前の曾畑式土器、同後期・晩期包含層が認められるが、いずれも現在の海水面より下に堆積している。遺物は同前期で狩猟具のほか大きさの異なる石錘がみられ、舟の碇、網、釣用の錘などとして使い分けていたと想定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 丸木舟 用材 栴檀

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む