日本歴史地名大系 「伊福寺跡」の解説 伊福寺跡いふくじあと 奈良県:大和高田市高田村伊福寺跡[現在地名]大和高田市本郷町本郷(ほんごう)町と高田城跡との間に所在した寺。跡地に位置する八幡神社はその鎮守として寺域内に祀られたもの。中世には平田(ひらた)荘内にあり奈良興福寺の末寺。当寺関係の遺物には、現奈良県新庄町南道穂(みなみみつほ)にある法林(ほうりん)寺本尊として現存する丈六の阿弥陀如来、五條市火打(ひうち)町の棚本家所蔵の大般若経六〇〇巻(鎌倉時代)がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by