伊美浦村(読み)いみうらむら

日本歴史地名大系 「伊美浦村」の解説

伊美浦村
いみうらむら

[現在地名]国見町伊美いみ まちなど

伊美浜いみはま村の西、伊美川の最下流域にあり、西はみね村。中世には伊美庄のうちで推移。小倉藩元和人畜改帳には「いミノ浦手村」とみえ、高一九二石余、家数五六、うち百姓本屋一五・社人本屋一、隠居・庭屋・牛屋・名子ともに四〇。人数七三、うち百姓一五・名子五、牛一六。正保郷帳では伊美庄に属し、田高一一〇石余・畑高四二石余。半分日損所とみえ、柴山新田がある。竹田津手永の郷蔵が置かれた。また当浦は郡奉行の管轄下で穀物の出荷が許されていた国東浦々の一であった(「封事太宗」「大分県史」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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