伊藤子元(読み)いとう しげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤子元」の解説

伊藤子元 いとう-しげん

1771-1847 江戸時代後期の囲碁棋士。
明和8年生まれ。江戸の本因坊烈元入門,5段にすすむ。「国技観光」に丈和(のちの名人本因坊)に2子をおいて勝った碁がおさめられている。享和ころから名古屋にすみ,伊藤松和,加藤隆和らをそだてた。弘化(こうか)4年6月23日死去。77歳。美濃(みの)(岐阜県)出身。名は茂辰。通称は蜂三郎。号は白翁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android