伊藤宜堂(読み)いとう ぎどう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤宜堂」の解説

伊藤宜堂 いとう-ぎどう

1792-1874 江戸時代後期の儒者
寛政4年7月生まれ。因幡(いなば)鳥取藩家老の荒尾氏,京都の正親町三条(おおぎまちさんじょう)家につかえる。のち江戸で朝川善庵にまなぶ。天保(てんぽう)6年出雲(いずも)(島根県)塩冶(えんや)村に私塾有隣塾をひらく。文久2年鳥取藩にまねかれ,溝口郷校を創設した。明治7年2月17日死去。83歳。伯耆(ほうき)(鳥取県)出身。名は雅言。字(あざな)は俊蔵。著作に「周易包蒙(ほうもう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android