伊藤康安(読み)イトウ コウアン

20世紀日本人名事典 「伊藤康安」の解説

伊藤 康安
イトウ コウアン

大正・昭和期の仏教学者,僧侶 元・早稲田大学文学部教授



生年
明治23(1890)年9月23日

没年
昭和40(1965)年12月10日

出生地
東京・北品川

学歴〔年〕
早稲田大学文学科和漢文科〔明治45年〕卒

経歴
早稲田大学第一高等学院教授となり、同高等師範部教授から昭和17年文学部教授となった。中世文学仏教文学を講じた。36年定年退職、名誉教授となり、誕生地品川の禅寺春雨寺(沢庵和尚の隠退した春雨庵)主管となった。著書に「禅と社会」「沢庵」「仏教の理論と展開」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤康安」の解説

伊藤康安 いとう-こうあん

1890-1965 大正-昭和時代の国文学者,僧。
明治23年9月23日生まれ。生家は東京北品川の沢庵宗彭(たくあん-そうほう)ゆかりの臨済宗春雨寺。早稲田第一高等学院教授をへて,昭和17年母校早大の教授。中世文学,仏教文学をおしえた。のち春雨寺主管。昭和40年12月10日死去。75歳。著作に「禅と社会」「沢庵」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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