伊藤春(読み)いとう はる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤春」の解説

伊藤春 いとう-はる

1694-? 江戸時代中期の女性。
元禄(げんろく)7年生まれ。武蔵(むさし)川越藩(埼玉県)藩士伊藤仙右衛門の娘。2歳のとき,母に横恋慕した父の同僚大西助次郎に父を殺され,母も病死。母の妹に養育されたが,15歳のとき死に際叔母から子細を知らされ,復讐(ふくしゅう)を決意。母がかきのこした人相や額の傷をたよりに敵をさがし,鉄平という中間(ちゅうげん)の助けをかりて,享保(きょうほう)7年小田原で仇(あだ)を討つ。のち鎌倉の東慶寺で尼になった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む