日本大百科全書(ニッポニカ) 「伏牛山脈」の意味・わかりやすい解説 伏牛山脈ふくぎゅうさんみゃく / フーニウシャン 中国、河南省中部にある山脈。秦嶺(しんれい)山脈の末端が数列に分かれて高度を減じながら淮河(わいが)流域の平野に移行する支脈の一つで、東南東へ延びる。北は沙河(さが)の谷を隔てて外方山脈に対し、南面からは漢水の支流白河が発源する。主峰は老君山(2192メートル)。[酒井敏明] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例