伴貞懿(読み)ばん さだよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伴貞懿」の解説

伴貞懿 ばん-さだよし

1839-1868 幕末武士
天保(てんぽう)10年4月8日生まれ。幕臣徳川慶喜(よしのぶ)が朝敵とされたことに反発し,慶応4年2月彰義隊の結成に参加,のち頭取となる。上野の山にたてこもり新政府軍に対抗したが,同年5月15日総攻撃をうけて戦死した。30歳。武蔵(むさし)蕨(わらび)(埼玉県)出身本姓岡田。字(あざな)は士徳。通称は門五郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android