デジタル大辞泉 「低人」の意味・読み・例文・類語 ひき‐ひと【▽低人/侏=儒/×矬】 背丈のきわめて低い人。ひきと。ひきうど。「おほきに―、俳優わざをぎを進めて、みだりがはしきの楽をなし」〈武烈紀〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「低人」の意味・読み・例文・類語 ひき‐ひと【低人・侏儒・&JISF6B6;】 〘 名詞 〙 背丈のきわめて低い人。また、滑稽なわざを職とした短躯の人。侏儒(しゅじゅ)。矮人(わいじん)。ひきと。ひきうど。[初出の実例]「土蜘蛛(つちくも)有り。其の人と為り、身(むくろ)は短くして手足は長し。侏儒(ヒキヒト)と相類(あひに)たり」(出典:日本書紀(720)神武即位前己未年二月(北野本訓)) ひき‐と【低人・侏儒】 〘 名詞 〙 「ひきひと(低人)」の変化した語。[初出の実例]「所部(くにのうち)の百姓の能く歌ふ男女、及び侏儒(ヒキト)伎人(わさと)を選びて貢上れ」(出典:日本書紀(720)天武四年二月(北野本訓)) ひき‐うど【低人・侏儒】 〘 名詞 〙 ( 「ひきひと」の変化した語 ) 身長の低い人。矮人。侏儒(しゅじゅ)。〔観智院本名義抄(1241)〕 ひきゅうどひきうど【低人】 〘 名詞 〙 ⇒ひきうど(低人) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例