デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木了綱」の解説 佐々木了綱 ささき-りょうこう 1826-1901 江戸後期-明治時代の僧,歌人。文政9年2月15日生まれ。信濃(しなの)(長野県)の真宗大谷派正行寺の住職。焼失していた堂塔を15年かけて再建。弘化(こうか)4年京都の高倉学寮にはいり,禅を大徳寺の大綱宗彦(だいこう-そうげん)に,和歌を千種有功(ちぐさ-ありこと)にまなぶ。維新の際は廃仏毀釈(きしゃく)に抗してたたかう。明治10年和歌の松本同好会をおこし,失明後もおしえた。明治34年1月2日死去。76歳。号は竹壺,松園。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例