佐々木重綱(読み)ささき しげつな

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木重綱」の解説

佐々木重綱 ささき-しげつな

1207-1267 鎌倉時代の武将
承元(じょうげん)元年生まれ。佐々木信綱長男承久(じょうきゅう)の乱では15歳で北条泰時軍に属し,宇治川戦いで父とともに先陣をはたした。のち近江(おうみ)(滋賀県)坂田郡大原荘の地頭職をえて大原佐々木氏の祖となる。寛元元年父の遺領をめぐり弟の泰綱を幕府にうったえた。文永4年6月14日死去。61歳。

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朝日日本歴史人物事典 「佐々木重綱」の解説

佐々木重綱

没年:文永4.6.14(1267.7.7)
生年:承元1(1207)
鎌倉中期の武将。佐々木(小原)太郎ともいう。信綱の長子。大原氏・白井氏などの祖。左衛門尉。承久3(1221)年の承久の乱では,父と共に宇治川の戦で先陣を遂げる。その後幕府行事の供奉人として活動。

(佐々木文昭)

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