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称名寺 しょうみょうじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

称名寺
しょうみょうじ

神奈川県横浜市金沢区にある真言律宗の寺。山号は金沢山弥勒院。文永6 (1269) 年北条 (金沢) 実時が建立し,亀山天皇の勅願所となった。境内に金沢文庫があり,国宝指定の『文選集注』をはじめ,蔵書数約2万冊を数える。

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デジタル大辞泉の解説

しょうみょう‐じ〔シヨウミヤウ‐〕【称名寺】

横浜市金沢区にある真言律宗の寺。山号は金沢山。文応元年(1260)北条実時が母の菩提を弔うために建立した持仏堂に始まり、文永4年(1267)審海を開山として招いて真言律宗とした。実時は境内に金沢文庫を設立、関東地方南都仏教の拠点として栄えた。

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百科事典マイペディアの解説

称名寺【しょうみょうじ】

神奈川県横浜市金沢区金沢町にある真言律宗の寺。本尊弥勒菩薩。1260年北条義時の孫の金沢実時の創建にかかる。北条氏の菩提寺で,隣に金沢文庫がある。釈迦如来像十二神将像称名寺絵図などの重要文化財がある。
→関連項目太田荘金沢貞顕下河辺荘浄土庭園横浜[市]

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デジタル大辞泉プラスの解説

称名寺

神奈川県横浜市にある寺院。13世紀中頃創建。真言律宗。本尊は弥勒菩薩。金沢北条氏の菩提寺。

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうみょうじ【称名寺】

神奈川県横浜市金沢区にある真言律宗の寺。山号は金沢山。1260年(文応1)金沢(かねさわ)(北条)実時が建立。当初は母の菩提を弔うための念仏系の寺であったという。奈良西大寺叡尊の《関東往還記(かんとうおうげんき)》によって,62年(弘長2)にはすでに称名寺の寺名が存在したことを知ることができる。この年,叡尊は実時の招きで鎌倉に下向しているが,念仏を停止して称名寺を住所にあてたいという実時の申出を叡尊は拒否している(同書)。

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大辞林 第三版の解説

しょうみょうじ【称名寺】

横浜市金沢区にある真言律宗の寺。山号は金沢山。1260年北条(金沢)実時が母の菩提を弔うために建立。67年審海を開山に迎える。関東における真言律宗の中心として栄えた。境内に金沢文庫がある。

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世界大百科事典内の称名寺の言及

【金沢実時】より

…その書写校合,収集したたくさんの和漢の書物は金沢に引退したおり鎌倉から移され,金沢文庫の基をつくった。また金沢の居館に隣接した東谷に阿弥陀堂を建立して父母の菩提を祈ったが,のち西大寺の叡尊に帰依して67年(文永4)これを律院称名寺と改め,発展させた。現在の称名寺の本尊弥勒菩薩立像(建治2年銘,重文)は実時の発願により造立されたものであろう。…

※「称名寺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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