佐久島古墳群(読み)さくしまこふんぐん

日本歴史地名大系 「佐久島古墳群」の解説

佐久島古墳群
さくしまこふんぐん

[現在地名]一色町佐久島

径一〇メートル内外の円墳もしくはそれと推定される三八基が確認され、内部主体は横穴式石室石室には複式形式や小型石棺を持つものがあり、多少の経済力の差異を示すのであろうか。分布は、円弧状の島の両端と中央部の三ヵ所に多く、北側には孤立して数基が所在するにすぎない。現在畑である所に多くみられるのは、当時は、経済手段として農耕の占める位置が低かったことがうかがわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む