佐久間勝之(読み)さくま かつゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐久間勝之」の解説

佐久間勝之 さくま-かつゆき

1568-1634 織豊-江戸時代前期の武将,大名
永禄(えいろく)11年生まれ。佐久間盛次の4男。母は柴田勝家の姉。佐々成政(さっさ-なりまさ)の養子となり,のち北条氏政,蒲生氏郷(がもう-うじさと)につかえ,姓を佐久間にもどす。豊臣秀吉没後,徳川家康のもとで関ケ原の戦い,大坂の陣に功をたて,元和(げんな)元年信濃(しなの)(長野県)長沼藩主初代(1万8000石)となった。寛永11年11月12日死去。67歳。尾張(おわり)(愛知県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android