佐久間柳居(読み)さくま りゅうきょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐久間柳居」の解説

佐久間柳居 さくま-りゅうきょ

1686-1748 江戸時代中期の俳人
貞享(じょうきょう)3年生まれ。幕臣貴志沾洲(せんしゅう)の門にはいるが,江戸座の俳風にあきたらず,中川宗瑞(そうずい)らと「五色墨」をだす。のち中川乙由(おつゆう)の門下となり,蕉風(しょうふう)の復古をこころざし,松尾芭蕉(ばしょう)の五十回忌に俳諧(はいかい)集「同光忌」を撰した。延享5年5月30日死去。63歳。名は長利。通称は三郎左衛門。別号に松籟庵,長水,眠柳など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android