日本歴史地名大系 「佐伯神社」の解説 佐伯神社さえきじんじや 茨城県:東茨城郡御前山村野口村佐伯神社[現在地名]御前山村野口 西塙国道一二三号から分れて那珂郡緒川(おがわ)村方面へ四〇〇メートルほど進んだ高台の木立の中に鎮座する。祭神は天忍日命。道臣命・建日命を配祀する。旧郷社。大同元年(八〇六)讃岐の僧玄海が創建、祭神は稲背入彦命であったが、明治二九年(一八九六)現祭神に改めた。天正年中(一五七三―九二)佐竹義重から野口(のぐち)・野口平(のぐちたいら)・大畠(おおはた)の地を寄進され、同一一年三美(みよし)(現那珂郡大宮町)、那賀(なか)・下小瀬(しもおせ)・法性寺(ほうしようじ)・国長(くにおさ)(現那珂郡緒川村)、土路部(とろべ)・門井(かどい)の地一千四石を社領とした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by