佐伯神社(読み)さえきじんじや

日本歴史地名大系 「佐伯神社」の解説

佐伯神社
さえきじんじや

[現在地名]御前山村野口 西塙

国道一二三号から分れて那珂郡緒川おがわ村方面へ四〇〇メートルほど進んだ高台の木立の中に鎮座する。祭神は天忍日命。道臣命・建日命を配祀する。旧郷社。

大同元年(八〇六)讃岐の僧玄海が創建、祭神は稲背入彦命であったが、明治二九年(一八九六)現祭神に改めた。天正年中(一五七三―九二)佐竹義重から野口のぐち野口平のぐちたいら大畠おおはたの地を寄進され、同一一年三美みよし(現那珂郡大宮町)那賀なか下小瀬しもおせ法性寺ほうしようじ国長くにおさ(現那珂郡緒川村)土路部とろべ門井かどいの地一千四石を社領とした。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む