デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐味虫麻呂」の解説 佐味虫麻呂 さみの-むしまろ ?-759 奈良時代の官吏。神亀(じんき)2年唐(とう)(中国)からもたらされた甘子(かんし)(ミカンの一種)の種子をうえて結実させたことにより従五位下。6年長屋王の変のとき,六衛(りくえ)府の兵をひきい,王の邸宅をかこむ。のち越前守(えちぜんのかみ),治部大輔(たいふ),中宮大夫(だいぶ)などをつとめた。天平宝字(てんぴょうほうじ)3年10月19日死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by