佐手村(読み)さていむら

日本歴史地名大系 「佐手村」の解説

佐手村
さていむら

[現在地名]国頭村佐手(さて)

謝敷(じえーき)村の北東に位置し、北西は東シナ海に臨む。サティまたはサチとよぶ。集落は照首(てるくび)山(三九五・二メートル)の北東に発する佐手(さて)川河口の左岸に立地する(間切集成図など)。「おもろさうし」巻七の三七に「一 きまのよらふさよ(儀間のヨラブサ〔神女〕よ)/きまのおもいこよ(儀間の思い子よ)/あちおそいか しままるく みこい(按司襲いが島丸くの御声)/又 けおのよかるひに(今日の良き日に)/けおのきやかるひに(今日の輝く日に)/又 おにのさきより おゑ(鬼の崎より追え)/さてみなとより おゑ(佐手港より追え)」とある。「鬼の崎」は「佐手港」の対語で、佐手港に近い岬をほめた言い方である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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