佐敷上グスク(読み)さしきういぐすく

日本歴史地名大系 「佐敷上グスク」の解説

佐敷上グスク
さしきういぐすく

[現在地名]佐敷町佐敷

近年は佐敷グスクといい、地元ではいいグスクともいう。舌状台地の先端、斜面中腹の標高約四〇―五〇メートルに位置し、四段の平坦面から構成される。佐敷按司で第一尚氏王統の祖となった思紹・尚巴志親子の居城と伝え、現在は第一尚氏歴代王を祀る「つきしろの宮」が建てられている。築城は一四―一五世紀ともいわれ、周囲には佐敷グスク関連遺跡・遺物散布地などがあり、青磁土器破片が採取されている。グスク内には「琉球国由来記」に「上城ノ嶽」とみえる御嶽や殿がある。一九七九年(昭和五四年)に段状の平場を発掘調査、重複する掘立柱建物跡や土留め用石積みなどが検出されたが、破壊のためか、明確な城郭は確認できなかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む