デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐波銀次郎」の解説 佐波銀次郎 さば-ぎんじろう 1825-1891 幕末-明治時代の蘭学者。文政8年10月12日生まれ。下総(しもうさ)佐倉藩(千葉県)藩士。同藩の手塚律蔵にまなび,安政3年藩命で箱館から樺太(からふと)を探検。文久2年幕府蕃書調所教授手伝。3年神奈川奉行に出向,外交文書の翻訳などにしたがう。明治24年2月1日死去。67歳。江戸出身。本姓は藤井。名はのち通任。共訳書に「万国図誌」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例