佐渡島伝八(読み)さどしまでんぱち

精選版 日本国語大辞典 「佐渡島伝八」の意味・読み・例文・類語

さどしま‐でんぱち【佐渡島伝八】

  1. 歌舞伎俳優。元祿一六八八‐一七〇四)期の道化方所作事名人舞踊家振付師としての功績が大きく、佐渡島流流祖とされる。正徳二年(一七一二)没。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐渡島伝八」の解説

佐渡島伝八 さどしま-でんぱち

?-1713* 江戸時代前期-中期歌舞伎役者,舞踊家。
初代佐渡島長五郎の父。京坂の道外方(どうけがた)で,所作事にすぐれる。元禄(げんろく)13年ごろ舞台をしりぞき,舞踊に専念し,佐渡島流をおこした。また振付師として「七変化」「碁盤人形」などの所作を考案した。正徳(しょうとく)2年12月12日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android