佐藤梅軒(読み)さとう ばいけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤梅軒」の解説

佐藤梅軒 さとう-ばいけん

1825-1893 江戸後期-明治時代の儒者
文政8年生まれ。出羽(でわ)亀田藩(秋田県)藩士。大平亀陰(きいん),のち江戸で安積艮斎(あさか-ごんさい),萩原緑野(りょくや)にまなぶ。弘化(こうか)3年藩校長善館学正となり,藩主岩城隆政の侍講をつとめる。文久元年亀田藩家老に登用された。明治26年10月12日死去。69歳。名は憲欽。字(あざな)は元謨。通称勘解由。著作に「城制大意」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android