佐藤正之(読み)サトウ マサユキ

20世紀日本人名事典 「佐藤正之」の解説

佐藤 正之
サトウ マサユキ

昭和・平成期の映画プロデューサー 仕事社長。



生年
大正7(1918)年2月28日

没年
平成8(1996)年12月16日

出身地
東京

学歴〔年〕
明治学院大学卒

主な受賞名〔年〕
日本映画テレビプロデューサー協会賞〔昭和49年〕,勲四等旭日小綬章〔平成3年〕,藤本賞(特別賞 第15回)〔平成8年〕「深い河」,毎日映画コンクール特別賞(第51回 平8年度)〔平成9年〕,日本アカデミー賞会長特別賞(第20回 平8年度)〔平成9年〕

経歴
昭和16年満映脚本部に入社後、現地応召ソ連で3年間捕虜生活を送る。23年俳優座入団、主に舞台や映画の企画、製作に携わる。43年俳優座映画放送(現・仕事)設立とともに社長に就任。「広場の孤独」「若者たち」「砂の器」「鬼龍院花子の生涯」「深い河」などを製作した。平成3年日本映画テレビプロデューサー協会副会長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤正之」の解説

佐藤正之 さとう-まさゆき

1918-1996 昭和-平成時代の映画プロデューサー。
大正7年2月28日生まれ。昭和17年満州映画協会にはいる。シベリアに抑留された後,23年帰国し俳優座に入団。のち俳優座映画放送を設立,俳優座から独立して「仕事」と社名を変更し,映画を製作。代表作に「広場の孤独」「若者たち」「月山」など。平成3年日本映画テレビプロデューサー協会長。平成8年12月16日死去。78歳。東京出身。明治学院大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android