佐藤祐之(読み)さとう すけゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤祐之」の解説

佐藤祐之 さとう-すけゆき

1796-1866 江戸時代後期の暦算家。
寛政8年生まれ。陸奥(むつ)栗原郡(宮城県)の人。河東田(かとうだ)直正の門人。経学,天文,和算などをまなび,一関(いちのせき)藩につかえた。讒言(ざんげん)にあって牡鹿郡江島に流されたが,ゆるされて栗原郡でおしえた。慶応2年5月6日死去。71歳。字(あざな)は子順。通称大作。号は金華。著作に「天文精義」「天学鄙言」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android