佐藤魚丸(読み)さとう うおまる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤魚丸」の解説

佐藤魚丸 さとう-うおまる

1752-1821 江戸時代中期-後期狂歌師,浄瑠璃(じょうるり)作者。
宝暦2年生まれ。大坂商人。混沌軒国丸(こんとんけん-くにまる)に狂歌をまなび,蝙蝠軒(へんぷくけん)を名のる。佐藤魚丸の名で戯作(げさく)を,佐川藤太(佐藤太)の名で20編ほどの浄瑠璃を手がけた。文政4年2月11日死去。70歳。通称は釘屋藤兵衛,藤太兵衛。狂歌集に「恵比寿婦梨(えびすぶり)」,読み本に「越路の雪」,浄瑠璃に「八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android