佐賀ノ花勝巳(読み)サガノハナ カツミ

20世紀日本人名事典 「佐賀ノ花勝巳」の解説

佐賀ノ花 勝巳
サガノハナ カツミ

昭和期の力士(大関)



生年
大正6(1917)年12月5日

没年
昭和50(1975)年3月28日

出身地
佐賀県佐賀市八戸町

本名
北村 勝巳

別名
年寄名=二所ノ関 勝巳(ニショノセキ カツミ)

経歴
二所ノ関部屋に入り、昭和9年夏場所初土俵。14年夏新入幕。19年優勝し、大関に昇進。27年引退し、二所ノ関部屋を継承横綱大鵬、大関・大麒麟らを育てた。200勝160敗1分、優勝1回。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐賀ノ花勝巳」の解説

佐賀ノ花勝巳 さがのはな-かつみ

1917-1975 昭和時代の力士。
大正6年12月5日生まれ。昭和9年二所ノ関部屋に入門。14年入幕。玉錦秘蔵っ子といわれ,右差し,左おっつけからの出足するどい寄りで,19年大関に昇進。26年現役のまま部屋を引きつぐ。27年引退。優勝1回。二所ノ関親方として大鵬(たいほう),大麒麟(だいきりん)らをそだてた。昭和50年3月28日死去。57歳。佐賀県出身。本名は北村勝巳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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