体性感覚(読み)タイセイカンカク(その他表記)somatic sensation; somesthesia

デジタル大辞泉 「体性感覚」の意味・読み・例文・類語

たいせい‐かんかく【体性感覚】

身体の表層組織(皮膚粘膜)や深部組織(筋・腱など)で知覚される感覚皮膚感覚深部感覚に大別される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「体性感覚」の意味・わかりやすい解説

体性感覚
たいせいかんかく
somatic sensation; somesthesia

触覚,圧覚,温覚,冷覚,痛覚などの皮膚感覚と,手足運動位置を伝える深部感覚の総称。この2つの感覚は,感覚伝導路や大脳皮質における感覚野近く,一体となって働くことが多いのでまとめてこう呼ぶ。

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