現代外国人名録2016 「何清漣」の解説
何 清漣
カ・セイレン
He Qing-lian
- 職業・肩書
- 経済学者
- 生年月日
- 1956年
- 出身地
- 中国・湖南省
- 専門
- 中国経済
- 学歴
- 湖南師範大学卒,復旦大学大学院(経済学)修了
- 経歴
- 中国出身の女性経済学者。深圳市で中国共産党委員会の宣伝部に勤務。のち「深圳法制日報」の記者、編集者となる。1998年「現代化の陥穽」を刊行。共産党一党独裁下の市場経済化がもたらす貧富の格差、失業、国有財産の流出など固有の諸問題について分析してベストセラーとなり、経済学者として中国内外で知られるようになった。2000年3月「中国現代社会の構造の総合分析」という論文で当局から迫害を受け、2001年1月事実上の亡命の形で渡米。2002年同論文の日本語版「中国現代化の落とし穴」を出版し、来日も果たす。他の著書に「中国の嘘」「中国の闇」「中国高度成長の構造分析」。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報