余人(読み)よじん

精選版 日本国語大辞典 「余人」の意味・読み・例文・類語

よ‐じん【余人】

〘名〙
ほかの人。それ以外の人。特に、自分以外の人。よにん。
※神宮文庫本発心集(1216頃か)五「永観が不法は余人が如法には如かずとて、御咎め无りければ」 〔陶潜‐桃花源記〕
② あまりの人。残りの人。

よ‐にん【余人】

〘名〙 =よじん(余人)
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)六「余人(ヨニン)にかたりていはまく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「余人」の意味・読み・例文・類語

よ‐じん【余人】

当事者以外の人。また、ほかの人。よにん。「余人を交えずに話す」「余人をもっては代えがたい」
あまりの人。残りの人。
[類語]他人ひと他者人様ひとさま

よ‐にん【余人】

よじん(余人)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「余人」の読み・字形・画数・意味

【余人】よじん

他の人。

字通「余」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android