余威(読み)ヨイ

デジタル大辞泉 「余威」の意味・読み・例文・類語

よ‐い〔‐ヰ〕【余威】

なお残る勢い。何かをなしとげても、あまっている勢い。余勢。「勝利余威

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「余威」の意味・読み・例文・類語

よ‐い‥ヰ【余威】

  1. 〘 名詞 〙 あまされた威勢・威光。物事をなしとげて、はずみのついた勢い。
    1. [初出の実例]「天下已に鎮て偃七徳之余威(ヨイ)、成九功之大化処に」(出典太平記(14C後)一二)
    2. [その他の文献]〔史記‐始皇本紀賛〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「余威」の読み・字形・画数・意味

【余威】よい

余烈

字通「余」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android