作取(読み)つくりどり

精選版 日本国語大辞典 「作取」の意味・読み・例文・類語

つくり‐どり【作取】

  1. 〘 名詞 〙 全収穫物を地主耕作者のものとすること。江戸時代新田開発などの際、開発直後からある一定期間は鍬下年季といって免税措置がとられていた。
    1. [初出の実例]「棟をならべ作(ツク)り取(トリ)同前の世の中」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)六)

さく‐どり【作取】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、年貢を納めず田畑の収穫全部を自分の物とすること。脱税行為として厳禁されていた。つくりどり。
  3. 地主から田畑を借りて耕作する人。小作人

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む