作田啓一(読み)さくた けいいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「作田啓一」の解説

作田啓一 さくた-けいいち

1922- 昭和後期-平成時代の社会学者。
大正11年1月31日生まれ。作田荘一長男折目博子の夫。昭和41年母校京大の教授,のち甲南女子大教授。戦後の日本人と日本社会を分析・研究し,戦争責任論理などを追究した。山口県出身。著作に「恥の文化再考」「価値の社会学」「生の欲動」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の作田啓一の言及

【日本社会論】より

…実際それらが,日本の社会組織の基本要素なのである。なかでも〈家〉が日本の組織の原型(つまり作田啓一のいう〈原組織〉)の拠点であるとする説が有力である。 たとえば,法社会学者,川島武宜の〈日本社会の家族的構成〉説がそうである。…

※「作田啓一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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