使い回す(読み)ツカイマワス

デジタル大辞泉 「使い回す」の意味・読み・例文・類語

つかい‐まわ・す〔つかひまはす〕【使い回す】

[動サ五(四)]一つのものをいろいろに使う。「一足の靴をビジネスレジャーにと―・す」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「使い回す」の意味・読み・例文・類語

つかい‐まわ・すつかひまはす【使回】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. さんざんに使う。こき使う。また、意のままに使う。
    1. [初出の実例]「新吉新吉と使ひ廻して」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉三四)
    2. 「自己の道念を誇張して、得意に使(ツカ)ひ回(マハ)してゐた」(出典:それから(1909)〈夏目漱石〉六)
  3. ひとつのものを複数使用者が順々に使う。また、ひとつのものを複数の用途に使う。

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