依田広太郎(読み)ヨダ ヒロタロウ

20世紀日本人名事典 「依田広太郎」の解説

依田 広太郎
ヨダ ヒロタロウ

明治・大正期の陸軍中将



生年
嘉永1年(1848年)

没年
大正5(1916)年5月20日

出身地
京都府

学歴〔年〕
陸軍兵学寮

経歴
丹後宮津藩士の長男に生まれる。明治4年陸軍兵学寮に入り、10年西南戦争従軍して陸軍少尉に任官。19年フランスに留学を命じられ、帰朝後、陸軍士官学校教官、陸軍戸山学校校長を務める。36年歩兵第4旅団長となり、日露戦争出征。40年歩兵第12旅団長、ついで歩兵第1旅団長などを歴任し、43年中将となり第11師団長を務めた。大正3年待命となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「依田広太郎」の解説

依田広太郎 よだ-ひろたろう

1848-1916 明治-大正時代軍人
嘉永(かえい)元年生まれ。依田伴蔵の長男。明治4年陸軍兵学寮にはいり,西南戦争に従軍。19年フランスに留学。陸軍戸山学校長,歩兵第四旅団長などをつとめ,43年第十一師団長となった。陸軍中将。大正5年5月20日死去。69歳。京都出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android