便々館琵琶麿(読み)べんべんかん びわまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「便々館琵琶麿」の解説

便々館琵琶麿 べんべんかん-びわまろ

?-1844 江戸時代後期の狂歌師
幕府与力。初代便々館湖鯉鮒(こりふ)の門にはいり,琵琶連の判者をつとめる。師の没後,便々館の号をつぎ2代となった。天保(てんぽう)15年7月13日死去。姓は阿久津通称弥市。別号に八景園,榎樹園。編著に「狂歌花翼集」「狂歌よそひ集」など。
格言など】庭の草詠(なが)めつくして常ならぬ,みちの野の花いざゆきて見ん(辞世)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android