俗談(読み)ゾクダン

精選版 日本国語大辞典 「俗談」の意味・読み・例文・類語

ぞく‐だん【俗談】

  1. 〘 名詞 〙 俗世間の語。俗事に関する談話。世間話。また、日常会話ことば。⇔雅談
    1. [初出の実例]「塵労縁底使吾忘、秋寺人稀隔俗談」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)一〇・古寺即事〈藤原通憲〉)
    2. 「出所も知れぬ、京わらんべのぞくだん、御前にて言ふことかとからからとぞ笑ひける」(出典:浄瑠璃・曾我五人兄弟(1699頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android