俚び言(読み)サトビゴト

デジタル大辞泉 「俚び言」の意味・読み・例文・類語

さとび‐ごと【×俚び言/俗び言】

世俗言葉俚言りげん俗言。また、田舎びた言葉。方言
手足のたゆきを、―にだるいと言ふ」〈玉勝間・八〉

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精選版 日本国語大辞典 「俚び言」の意味・読み・例文・類語

さとび‐ごと【俚言・俗言】

  1. 〘 名詞 〙
  2. いなかのことば。方言。⇔みやびごと
    1. [初出の実例]「俗言(サトビゴト)は、〈略〉みやびごとにちかきもあれども」(出典古今集遠鏡(1793)一)
  3. 庶民が用いる、俗っぽいことば。俗語。ぞくげん。⇔みやびごと
    1. [初出の実例]「手足のたゆきを俗言(サトビゴト)に、だるいといふ」(出典:随筆・玉勝間(1795‐1812)八)

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