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保護継電方式 ほごけいでんほうしきprotective relaying system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

保護継電方式
ほごけいでんほうしき
protective relaying system

電力系統に事故が発生した場合,機器や線路の損傷を防止し,故障部分をなるべく小範囲に局限して健全部分への波及を防止する目的で設置される保護継電器計器用変成器 (変圧器,変流器) ,遮断器などの一連のシステムをいう。このシステムの動作順序は,最初に保護対象である電力機器あるいは送配電線における事故の発生を計器用変成器で検出し,次に保護継電器で事故の種類や発生場所を判定する。最後に保護継電器からの出力で遮断器を開動作させて事故部分を系統から分離し,その影響が系統に波及するのを防ぐ。保護継電方式を選定するにあたっては,保護対象機器の種類,系統構成,故障の種類と頻度などを想定して,これに適合するよう経済性などを考慮して決定する。保護継電方式は事故が発生したとき,異常部分の分離が最小限ですむように保護する主保護継電方式と,主保護が保護仕損じたときに動作する後備保護継電方式とに分けられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

保護継電方式
ほごけいでんほうしき

保護リレー(継電器)によって電力系統の保護を行う方法、考え方あるいはシステムのこと。保護リレー方式ともいう。[内田直之]

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