信生法師日記(読み)しんしょうほうしにっき

百科事典マイペディア 「信生法師日記」の意味・わかりやすい解説

信生法師日記【しんしょうほうしにっき】

宇都宮頼綱の弟,朝業の出家後の日記。《信生法師集》とも。前半は旅日記で,1225年春京都を出て鎌倉に至り,源実朝の墓参を果たし,信州姥捨山に旧友の伊賀光宗を訪ね,善光寺に至る。ここで北条政子の死を聞き,鎌倉へ戻り,さらに故郷の下野に帰る。《伊勢物語》の影響が見られる。後半は春夏秋冬賀恋雑の162首からなる歌集。武士出身の僧侶の紀行,歌集として注目される。→宇都宮歌壇

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