信盛院(読み)しんじよういん

日本歴史地名大系 「信盛院」の解説

信盛院
しんじよういん

[現在地名]山梨市東

笛吹川の支流西にし川右岸の傾斜地にある。岩松山と号し、曹洞宗本尊千手観音。もと山宮やまみや(現甲府市)青松せいしよう院末。開基は岩手能登守信盛。開山は叔応文伯。信盛は永禄五年(一五六二)信盛院を創建して九貫九〇〇文余を寄進している(同年三月二八日「岩手信盛寺領証文」信盛院文書)。牌子に「信盛院殿宥山道雲庵主、天正十一癸未年林鐘念六烏」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android