俣野健輔(読み)マタノ ケンスケ

20世紀日本人名事典 「俣野健輔」の解説

俣野 健輔
マタノ ケンスケ

昭和期の実業家 飯野海運名誉会長。



生年
明治27(1894)年1月8日

没年
昭和59(1984)年10月24日

出生地
鹿児島県鹿児島市

学歴〔年〕
中央大学経済学部〔大正7年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和34年〕,紺綬褒章〔昭和35年〕,勲二等瑞宝章〔昭和40年〕,勲一等瑞宝章〔昭和51年〕

経歴
コロンビア大、ベルリン大に留学の後、大正13年飯野海運の前身・飯野商事に入社。昭和23年から39年まで社長。29年の造船疑獄で起訴されたが無罪。39年会長、58年から名誉会長。飯野海運の中興の祖といわれ、戦後、海運業界の再建に尽くした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「俣野健輔」の解説

俣野健輔 またの-けんすけ

1894-1984 昭和時代経営者
明治27年1月8日生まれ。コロンビア大,ベルリン大でまなび,飯野商事にはいる。創立者飯野寅吉の娘と結婚社名を飯野海運とあらため,昭和22年社長となる。29年造船疑獄事件で起訴されたが無罪。39年会長。昭和59年10月24日死去。90歳。鹿児島県出身。中央大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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