倉光俊夫(読み)クラミツトシオ

デジタル大辞泉 「倉光俊夫」の意味・読み・例文・類語

くらみつ‐としお〔‐としを〕【倉光俊夫】

[1908~1985]小説家東京の生まれ。朝日新聞社会部を経て、松竹演劇部、映画部勤務ののち、作家となる。「連絡員」で芥川賞受賞。私誌「蚯蚓みみず」を発行。他の作品に「雪の下」「冷べたい水の村」など。

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20世紀日本人名事典 「倉光俊夫」の解説

倉光 俊夫
クラミツ トシオ

昭和期の小説家



生年
明治41(1908)年11月12日

没年
昭和60(1985)年4月16日

出生地
東京・浅草

学歴〔年〕
法政大学国文科〔昭和8年〕卒

主な受賞名〔年〕
芥川賞(第16回)〔昭和17年〕「連絡員」

経歴
朝日新聞社会部、松竹演劇部・映画部勤務を経て作家活動に入り、昭和17年「連絡員」で第16回芥川賞受賞。55年から私誌「蚯蚓」を発行。主な作品に「怪談」「冷べたい水の村」「津軽三味線」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倉光俊夫」の解説

倉光俊夫 くらみつ-としお

1908-1985 昭和時代の小説家。
明治41年11月12日生まれ。朝日新聞社社会部,松竹の演劇部,映画部勤務をへて作家活動に専念。昭和18年「連絡員」で芥川賞。55年から私誌「蚯蚓(みみず)」を発行した。昭和60年4月16日死去。76歳。東京出身。法大卒。作品に「冷べたい水の村」など。

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